アンチエイジングの女性ホルモンの促進
「女性ホルモン」は女性らしい体を作る上で重要な働きをしますが、アンチエイジングにも効果があるホルモンです。
このアンチエイジングに効果のあるホルモンは思春期から成熟期にかけて、それぞれ異なる働きをします。
思春期では乳房などが発達し、女性らしい体をつくります。
成熟期では、女性ホルモンによって月経が始まります。
更年期になると徐々に女性ホルモンの分泌が低下し、更年期障害になる女性が増えてきます。
閉経後は、さらに分泌が低下し、骨密度の低下による骨粗鬆症になることもあります。
このように女性ホルモンは一生を通して、女性の体をコントロールしているのです。
美容面から見てみると、肌を若々しく保つには女性ホルモンの一つである「エストロゲン」に影響されます。
このホルモンはコラーゲンの生成や肌の保湿に働きます。
しかし、年を取るにつれて女性ホルモンの減少と共に、肌の老化が進み肌のトラブルを抱えてしまいます。
この「エストロゲン」は卵巣から分泌されているため、卵巣を若く保つことで女性ホルモンの分泌低下を防ぎ、肌を若々しく保つことができます。
卵巣が衰える原因は、老化以外にも睡眠不足が挙げられます。
不規則な生活によってホルモンの分泌がみだれてしまうため、食事なども偏らないように注意が必要です。
また、女性ホルモンの分泌を促す食べ物もあります。
ザクロがエストロゲンを多く含み、女性ホルモンの分泌を促す作用があると言われています。
コラーゲン生成の作用もあるため、美肌効果にも期待できます。
その他の活性化方法として、アロマがあります。
アロマのにおいによってストレスが緩和し、ホルモンの分泌を調整してくれます。
しかし、女性ホルモンが減少し始める年齢になると、上記の方法では改善しない場合もあるため若い内から少しずつ取り入れてみると良いかもしれません。
一生で分泌される女性ホルモンの量は決まっているため、少しでも若さを保つためにアンチエイジングに効果的な食事や運動など少しずつ見直してみてはいかがでしょうか。